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老子を読んでみよう(7章目)
2018/03/05
第7章:天は長く地は久し{無私のすすめ} KY天は永遠であり、地は久遠くおんである。 天地の大自然がそのように永久の存在をつづけていけるのは、天も地も無心であって自分で生きつづけようなどとはしないから ...
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老子を読んでみよう(6章目)
2018/02/28
第6章:谷神は死せず{「道」のはたらき2} KY谷間の神は奥深いところで滾々こんこんと泉を湧き起こしていて、 永遠の生命で死に絶えることがない。 それを玄牝げんぴん=神秘な雌のはたらきとよぶのだ。 神 ...
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老子を読んでみよう(5章目)
2018/02/26
第5章:天地は仁ならず{理想の政治2} KY天地の造化のはたらきには、仁愛いつくしみの徳があるわけではない、藁わらで作った犬ころのように万物をとりあつかって、それを生み出しては棄すてている。 聖人の政 ...
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老子を読んでみよう(4章目)
2018/02/25
第4章:道は沖むなしきもの{「道」のはたらき1} KY「道」はからっぽで何の役にもたたないようであるが、 そのからっぽが何かで満たされたりすることは決してない。 満たされていると、それを使い果たせば終 ...
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老子を読んでみよう(3章目)
2018/02/14
第3章:賢を尚ばざれば{理想の政治1} KY才能優れた者をとくに尊重するということをやめれば、民は競争に熱をあげたりはしなくなるだろう。 手にはいり難い珍しい品を貴重だとするような事をやめれば、民が他 ...
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老子を読んでみよう(2章目)
2018/01/20
第2章:天下皆美の美たるを知るも{世俗の価値に囚われるな}
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老子を読んでみよう(1章目)
2018/01/18
第1章:道の道とすべきは{この世界の始原ー「道」} KYこれが道だという道は、一定不変で真実の「道」とはいえない。 これこそが確かな「名」だといっていいあらわせるような「名」は、 一定不変で真実の「名 ...
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判断に迷った時こそ老子の教え!
2018/01/17
老壮思想との出会い 筆者は老子のバランス思想ともいえる無知無欲な思想に、中三か高校辺りで初めて遭遇した。 きっかけは父親との会話からであったように思う。初めて読んだ老子関連の書籍は、徳間書店の古典コミ ...