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クシタニのエクスプローラジーンズに手を出してみた。2

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レザージーンズのフッ素加工の撥水性を検証しようと思う。

でも今は冬なんで、冬の寒い中更に雨の中を走るなんて元気はおそらく生まれてこのかた持ったことはない。だから考えてみました。フッ素加工の撥水性を検証しようというだけなら、なにも体を張って冬の雨中をバイクで走るなんて無謀で単純でバカな方法をとらなくてもいいじゃないかと自分に提案したわけですよ。提案方法はいたって単純明快な方法です。透明なガラス容器と水。そして購入したレザージーンズにティッシュペーパー1枚を用意して実験開始です。

先ずガラス容器に水を半分程度満たします。

続いてティッシュペーパーをこのように折りたたんでジーンズの裾裏へあてがいます。
後は簡単明快で、ある意味正気を疑うかもしれない行動をとればこの通り。

撥水能力が高くてよかったです。撥水性皆無ならただの馬鹿な行動で終わる処でした。

さて裏地にあてがったティッシュは如何に?

何ということでしょうw
全く濡れていません。染み込まないので防水性は非常に優秀だと感じました。
見た目は全く普通のジーンズなのに、驚きです。

浸水時間にしては短いのかもしれませんが、合羽ではないのだからまずまずな実験結果かと思います。気分的には浸水時間を設定してどうなるかを検証したい気もしますが、ある意味使っていく過程でフッ素加工の状態が変化していく事を考えればそんな生産職側の検証はいらんかとも思いました。

そしてこのフッ素加工技術のありがたい点は、ある程度経年劣化や使用により撥水性が減退した時には、乾燥機などで熱を加える事で撥水性が回復するという情報です。スキーウェアーや登山靴のように、メンテナンスに防水スプレーを必要としない点は環境にもお財布にも優しいと思います。

しかも熱を乾燥機で10分程度加えるだけで繊維内のフッ素が再生されて撥水性が復活するらしいので、撥水性復活の方法もかなりお手軽です。他にもこんな防水性をもった良品が無いかとクシタニサイトで調べたら、レザーグローブなんかが生産されていました。

こんな素敵なフッ素加工技術があるならば、歩きやすい革靴もこの技術でもってつくって欲しいなと思います。案外と他社でそういった靴がすでに製品化していないかと調べた結果、それっポイのが出てきました。

技術的には、クシタニのフッ素加工とは別のようですが、アメリカのケマーズ社がフッ素加工技術を使って「テフロン™」および「Teflon™」という技術と商標をもっているようです。
そしてそのライセンスを使って株式会社ムーンスターなる会社がオールウェザーなる靴を販売しているようですね。

▼興味のあるかたはこちらを参考にしてください。
>>雨に強そうな靴

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