株式会社ムーンスターの商品を調べてみた。
バイクの防寒着を摸索する中でクシタニのレザージーンズにいきつき、その撥水技術を応用した靴はないかと調べたら株式会社ムーンスターさんの商品にいきつくという縁をこの度えた。さっそく株式会社ムーンスターさんの商品をネットで調べたところ、創業１４４年の歴史ある会社である事が解った。
http://www.moonstar.co.jp/company.html
そして商品説明にある４㎝４時間防水設計なる言葉が気になったので、自分の印象が正しいのかどうかをカスタマーセンターに問い合わせてみた。
ムーンスター カスタマーセンターに問い合わせてみる。
電話応答してもらった結果、やはり自分の印象は正しいという事が解った。
４㎝４時間防水設計の当初印象は、水深４㎝に靴を浸けても４時間は防水性を保てる設計であるという意味だと理解した。ただ調べた商品がカジュアルなスニーカーだったので、雨天の条件に浸水させるとはややハードルが高いのかなと思ったりしたわけだ。
ちなみに、株式会社ムーンスターから透湿防水ビジネスシューズも販売されている。
しかし商品説明にそう書いているのだから、一昔前のように情報を盛って書いているとかネット社会な今となっては「真綿で自分の首を絞める様な行為」であるからさすがに無かろうと脳内議論をする。危機管理的な情報リスクをどの様にされているかは実際のところ解らないが、長らく第一線で活躍されている会社なのだから大丈夫ではないかと思いたいわけである。
筆者も調べてはじめて気付いたが、月星化成さんが２００６年に株式会社ムーンスターに商号を改名されてました。保育所や小学校低学年の時に履いていた靴が、結構月星化成さんの関連商品ではなかったかと思い親に聞いてみた。親の回答は確かそんな靴も履かせた事があるとの事。
少し話題が横道にそれてしまったが、おそらく「ネット社会で酷評されない自信あり。」とみるとしても、勝手な自分の脳内会議で結論を出すものではない。そんな時は素直に疑問点を聞いてみようと結論を出したのである。
思ったが吉日と言わんばかりにカスタマーセンターに、「４時間靴を４㎝なら浸水させても大丈夫」という意味なのかと尋ねたところその意味で間違いないと回答を頂いた。ならばとばかりに、撥水加工がフッ素加工とするならばと仮定した上で聞いてみた。
聞いた内容は、クシタニ製品時に学んだフッ素は熱を加える事で再活性するという点だ。するとさすがにそうした質問は想定外なのか、復活するかはわからないと回答を得た。
また加熱する注意点として、商品に熱を加える事によって素材の違いから熱によるダメージを受ける可能性があるという点を指摘された。そういわれると確かに熱膨張や変形をきたすことによって、その結果そうした変形箇所から浸水をゆるす隙をつくってしまう可能性は大いにあると納得。
また摩耗によってフッ素加工がはげるという可能性も指摘されたので、クシタニのようにフッ素加工が裏面まで覆っているというタイプの技術では無いようだと自己完結した。
こうした有意義な情報を得たので、ちょうど今はいている靴がくたびれてきだしている事だし、次の一足はムーンスター製品を試してみようと思う。
蛇足ながら最近レザージーンズに始まり、なんやかんやと試したい商品に出会う事が密である。何とも、もの入りな状況が続いている。出費が必要な時っていうのは、何かと重なるもんなのだろうか？と思うばかりだ。
靴に関しては梅雨の時期までに購入できればいいかとも思うので、気長に気に入ったデザインを探してみたいと自分をごまかす事にしよう。ゆえに購入した靴の性能報告は、忘れた頃に報告することになりそうだ。このブログを読んでくれる方がいたとしたならば、気長に続報を待っていただけたら幸いである。