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冬の鍋パーティーは自宅で良かった♫

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友人同士で忘年会を兼ねて鍋パーティーをやることになった。

最初の企画は場所はどこ?店なのか誰かの家なのかというところから始まった。
結局は一人暮らしの自宅になった。理由は実家暮らしでは、料理は困らないが気を使うと思ったため。

結果はそれが正解だった。メンバーの合計は5人。
買い出しは近くのダイエー(グルメシティ)で、女子を2人連れて行った。

主婦になった友人は強かった

友人の一人は、少し前に結婚し主婦になった。もともとの性格もあるのかもしれないが、割引のものや目玉商品を選ぶのに長けていて比較的若いが大阪のオバチャンぶりが要所要所で発揮されていた(笑)

牡蠣は少し高くて、大と小パックをどう組み合わせるか迷ったが30%オフのシールが貼られていた、大パックの方を3つ買った。これも鍋にしたら量的にも味も良かった。ただ・・・生牡蠣と書かれているのに加熱調理用と書かれているので、生で食べたらヤバイのかと思い充分加熱して食べた。

生食用の牡蠣は生で食べても安全なのか?

牡蠣には、食中毒及び感染症の原因になるノロウイルスが含まれていることが多く、人が感染すると激しい嘔吐・下痢を引き起こす。本来、ノロウイルスが増殖できる場所は人の体内の腸管だけであるが、人から下水に流れ、川に入り、河口や海という順番で運ばれていき、河口付近の二枚貝の器官の中に蓄えられる。

牡蠣は二枚貝の一種で、水を大量に濾過(一日に約300~400リットル)しながら栄養を蓄え育つので、こういった河口付近で生育する牡蠣は、ノロウイルスを蓄えてしまうのである。

後日、筆者が気になって調べたところ、「生食用の牡蠣でも完全にノロウイルスを含まない生牡蠣を提供する技術はないらしく、ノロウイルスが含まれている場合もある」らしい。

理由は、生食用の牡蠣は出荷前に、綺麗な海域に移動させたり、浄化槽(紫外線殺菌をされた海水など)で1日~3日ほど放置して、ノロウイルスを吐き出させる(デトックス)方法を採用しているためで、個体によっては、数日かけても完全に吐き出しきれないこともあるようで、冬場は特に、吐き出す力が弱まるようです。

また、1つ1つの牡蠣を検査せず、一部を検査してノロウイルスがいないことを確認するところもあり、牡蠣によっても個々で、汚染の状況は様々である。売り出されている生食用の牡蠣を検査すると、ひとかたまりの牡蠣の中に稀に一体だけ、ノロウイルスが含まれている牡蠣もあるようです。

ノロウイルスは、加熱すれば死滅(温度90度90秒以上の加熱で不活性化)するので、生食用でも加熱する事が良いので、筆者が加熱して食べたのは正解だった。

では、生食用と加熱用の牡蠣の違いは?

生食用の牡蠣は、

・保健所が「生食用で出荷OK」と指定された海域の牡蠣を規定に従い浄化処理した牡蠣
・または、それ以外の海域でも、保健所の規定に従い浄化処理した牡蠣

加熱用の牡蠣は、牡蠣が採れる海が汚染されていて、一定数以上の細菌群がいる海域の牡蠣のことで、「加熱用」と表示義務があるもの。要するに、上記の「生食用の保健所の規定」に従っていないもの。

両者とも加熱することで食することはできるが、牡蠣は「海の掃除屋」と言われるくらい、水の浄化の能力がある生き物で、一日約300~400リットルの海水濾過し、その成分を吸収して成長していくようです。そのため、自然に汚染物質が濃縮されて牡蠣に蓄積されていくので、綺麗な海域で獲れたものを選ぶ事が大切で、鮮度より産地が大切だそうです。

本来、牡蠣は汚染されておらず、生食しても安全な生き物で、綺麗な海で育った牡蠣は綺麗なままのようです。理想は、人間の汚染の影響を受けない栄養豊富な綺麗な海域で育った牡蠣は、生食でも安全で美味しく栄養価も高いようです。

将来、太古のように綺麗な地球環境が戻ってくるように、世の中が向かっていくことを願いたいものです。

生食用より、加熱用の牡蠣の方が美味い?!

結論から言うと、生食用の牡蠣より、加熱用の牡蠣の方が美味いといわれている。
河口付近や沿岸や湾などは、山や河川から流れてくる栄養分やプランクトンが多くなるため、そこで育った牡蠣は、身も成長して濃厚な味で栄養が濃縮されているためである。

生食用の牡蠣は加熱用の牡蠣と比べると、水質が良い沖合などで育てられるため身が痩せていて、旨味や栄養分も少なくなりがちであり、また、出荷前に数日間、デトックスさせるので断食させている状態なので加熱用の牡蠣と比べると物足りなさがある。

牡蠣は煮すぎると身が縮むので、片栗粉を牡蠣にまぶしてから煮ると、片栗粉の膜ができて牡蠣が縮むのを防止できるようです。ただし、この方法をしても加熱しすぎると縮みます。加熱の目安は、食中毒にならないためにも下記の厚生労働省の基準を参考にしてください。

一般にウイルスは熱に弱く、加熱処理はウイルスの活性を失わせる(失活化といいます。)有効な手段です。ノロウイルスの汚染のおそれのある二枚貝などの食品の場合は、中心部が85℃~90℃で90秒以上の加熱が望まれます。

牡蠣は性転換する?!

牡蠣は様々な種類があり、繁殖方法も異なる。卵生(卵で生まれる)と、卵胎生(幼生で生まれる)の種類がある。そのため、雌雄同体と雌雄異体の種類がある。卵生の種のマガキとイワガキは雌雄異体である。

マガキを例に挙げると雌雄異体の種だが、季節や年齢、栄養状態で雌雄が変化するという。生殖時期が過ぎる(秋季から冬季)と、中性になるが、栄養状態が良いと雌に、栄養状態が悪いと雄になる。年齢が上がるにつれて雌になる確率が高くなるそうだ。

イワガキの場合は、マガキのように観察・研究されてないためか性転換する例はハッキリとは確認されていないが、性転換する可能性は高いといわれている。

話は戻りますが

それから、豚肉をロース2パックと豚バラを1パック買ったが、「多いやろ・・・。」と思ったらやはり、1パックと半パック余った。

おなかが減っている時に、肉好きの人の基準で買うと余分に買ってしまうのだと思った。お腹がすいている感覚で買うと多く買いがちになる。

それから、ネギを買った。下仁田ネギを買おうと思ったがすでに売られていなかった。同じイオングループなのだがイオンモールにはあったのだが、ダイエーには無かった。11〜12月が下仁田ネギのシーズンのはずだがすぐに無くなるのかな?と思ったが、12/11時点で、下仁田ネギがイオンモールで普通に売っていた。

上州ネギと岩津ネギ、上州ネギは群馬県産で、あの下仁田ネギと同じ県でこのネギも美味しかった。下仁田のように透明のゼリー状のトロトロとしたものが沢山含まれていた。このネギたちも加熱すると辛さがなく甘みが出て美味しくて驚いた。加熱しなくても結構いい味だが、辛さがある。

はじめは2本セットを2つで、ネギも多すぎかなと思われたが、今回の鍋で1番人気があって、すぐに完食された。次回からはネギは2本セットを3つ買ったらちょうどいいかもしれない。

出汁は、ごま豆乳鍋のものを買った。ちょうど具材と合っていた。
魚は鯛や鱈を入れた、肉より美味しかった。

鍋の器は、酸化もしにくく食材の味が落ちにくいのでホーロー鍋を用いた。裏面がIH加工がなされていない様な普通のものだったので、IHコンロでも加熱はできるのか?と疑問だったが充分加熱できて火の通りは良かった。

ドリンクはオレンジジュースとサイダーと緑茶の3種類でちょうど良かった。炭酸が苦手な人やお茶が良いという人が意外といるので上手く住み分けができた。

自宅でたわいもない話や仕事の話題とかで盛り上がって、締めはパスタとチーズを入れて雑炊の代わりとした。これはガツンととくるので満腹に近い時には少しキツイ。雑炊の方が良いと思う。

最後にシャノワールのイチゴのケーキとカスタード入りのケーキとジャイアントの紅茶にハーブティー用の薔薇とローズヒップを混ぜた紅茶がめちゃくちゃ合っていた。美味い。

また来年もやろうということになった。

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